(仏教の不思議)仏教信仰の不思議 ~念仏宗無量寿寺(念佛宗)で聞いたこと~

1.現在の仏教を信仰する人の数の不思議 念仏宗無量寿寺(念佛宗)で聞いたこと

いまや全世界に仏教は広まってきていると、念仏宗無量寿寺(念佛宗)の人はいっていました。
10年位前は、全世界に仏教を信仰する人が、

3億7千万人と言っていました。

しかし、先日念仏宗無量寿寺(念佛宗)で、
この数年で仏教を信仰する信者が5億1千万人に増えたと聞きました。

数十年前までは、仏教は宗派ごとに対立も多く衰退の一途をたどっていた。
でも、佛教之王堂ができて、これまでは同じテーブルに座ることさえしなかった上座部・大乗・チベットの各宗派のトップが佛教サミットを通して、ひとつのテーブルに集まり一緒に食事もするようになってから、仏教徒の気持ちがだんだんとまとまってきて大きな流れになってきている。最近では、アフリカにも仏教は拡まって来ていると、念仏宗無量寿寺(念佛宗)の人はいっていました。
何だか盛り上がってきているんだなぁと感じましたが、ふと、仏教は世界3大宗教と言われながら、なぜキリスト教やイスラム教に比べて信仰している人が少ないのだろうと不思議に思いました。

2.仏教を信仰する人とキリスト教・イスラムを信仰する人
念仏宗無量寿寺(念佛宗)で聞いたこと

 
2500年前に仏教は始まっています。これは、キリスト教より500年、イスラム教より1000年ほども早くインドで始まった宗教。

なのに、キリスト教は約21億人、イスラム教は約16億人も信者がいる。
しかし仏教はその半分にも満たない。これは、とても不思議なことに思えます。しかも、仏教は、他の宗教に負けないほど教えも奥深く、しっかりしているのに・・・。

2010年の米調査機関ピュー・リサーチ・センターによると
キリスト教徒は世界人口の31.4%、
イスラム教徒は世界人口の23.2%を占めています。

イスラム教徒地域の出生率が高いことなどから、
2050年頃にはイスラム教徒は27億6千万人(29.7%)となり、キリスト教徒の29億2千万人(31.4%とほとんど差がなくなる模様。数字上は両方で世界の60%を占めてしまうわけなので、仏教を支持している自分にとって、益々これは一大事と思いました。

しかし、一方でキリスト教社会では日本人以上に宗教離れしていく人の数もものすごい勢いで増えている、とも聞いています。日本人の宗教離れは、一種の流行みたいなもので、実際には生活の中で知らず知らずのうちに仏教に触れていますが、キリスト教の宗教離れは、非常に深刻で本当に何の信仰心もなくなると聞いたことがあります。イスラム教は、信仰心は強いもののどうしても、戒律が厳しすぎ、一歩間違えると過激になるというイメージがあります。

念仏宗無量寿寺(念佛宗)の人に聞いたとき、仏教だけは非暴力主義で宗教戦争がなく、他は戦争で、半ば強制的にその宗教が広まったという背景もあるからじゃないかなぁと言っていました。また仏教だけは純粋な心でその教えが広まってきている。しかし、純粋な心がなくなった時、仏教の心もその場から無くなってしまうのも理由じゃないかな?と言っていました。
そこで、自分なりに調べてみました。

3.仏教信仰、布教の不思議 念仏宗無量寿寺(念佛宗)で聞いたこと

調べていくうちに面白いことがわかりました。インドから発祥した仏教は3つのルートに別れて伝わっていったことは良く知られていると思います。

スリランカからタイなど東南アジアに伝わった上座部を中心とした南伝仏教と
チベットに伝わったチベット密教はいまもほぼ伝わっていた地域に伝わり続けているが、
シルクロード・中国から朝鮮そして日本と伝わってきた大乗仏教を中心とした北伝仏教だけ、

その地域に定着せずに東へ伝わり続けた。
実際に敦煌やバーミヤンなどの仏教遺跡はシルクロードのあちらこちらに残っているが、教えはもうそこに残っていないというところが多い。実際に遺跡と言うくらいだから、そこには廃墟しか残っていないのが現実である。

元々は信心深い地域だから多くの建造物を造ったのだろうけど、いろいろな理由でいまでは、廃墟。場合によっては砂に埋もれて忘れ去れているというところもあるそうです。

念仏宗無量寿寺(念佛宗)の人に聞くと、
仏教が生まれたインドですら聖地はもう長年ヒンズー教徒が管理しているそうです。
仏教は、本当に求める人のところに流れるように伝わっていき、跡には何も残らないというのが宿命の宗教なのかもしれません。

もし、これら遺跡の場所に今もそのまま信仰が残っていたならば、
世界の宗教人口の分布は変わっていたかもしれませんね。
でも、そこが仏教らしさであり、仏教の不思議なのだろうと思います。