お正月と佛教之王堂(念佛宗・念仏宗無量寿寺)

2019年の正月も来て、久しぶりに兵庫県加東市の念佛宗(念仏宗無量寿寺)の佛教之王堂へ行って来ました。奥行き1.2km以上! やっぱり広いし、階段は疲れます・・・・。でも、とても良い天気で、正月から清々しい!なんだか良いことが起こりそうな感じでした。

お正月と佛教之王堂1 お正月と佛教之王堂2

総門を入って真如橋を渡り、山門に向かって歩いて行くと、人が集まっているところがあります。周りの人にきくと、念仏宗無量寿寺(念佛宗)側の配慮で、佛教之王堂の境内や建物の案内を通常より短い時間で行ってくれるツアーがあるとのこと。もう5年以上もゆっくりと説明を受けながら見学して回ることなんてなかったので、即、申し込みをしました。と言っても、通常なら予め、FAXかメールで予約をするところですが、今回はお正月、念仏宗無量寿寺側も一人でも多くの方に仏教に触れてもらおうと、その場の申し込みで見学ツアー参加ができました。 ラッキーです!

同じツアーに参加されている方は、お子さんからご年配の方まで20名程度。みんなこの日を楽しみにしていたようで、ニコニコ顔で気持ちも温まります。気温も温かいうちに回ろうと、ゆっくりと、でも期待満々の中でツアーはスタートしました。山門は真下から見上げるとひっくり返るほどの大きさです。看板だけでたたみ20畳以上の大きさがあるとのこと。

お正月と佛教之王堂3

また、左右の仁王像は筋肉質で、いまにも自分に向かって「山門をくぐる覚悟はできているか!!」迫って来そうな勢いです。参加者皆さん、「迫力あるなぁ!」と感嘆のため息をしていました。そして、地蔵堂を巡り、いよいよ「鯉の滝登り」長い階段の始まりです。そうこうしているうちに、お一人の方がそわそわしています。どうしたのだろうと聞いてみると、マフラーをどこかに忘れたようです。誰かが、ツアー責任者兼、説明者に状況を話し、それならみんなで探そうと言うことになりました。責任者がそう皆さんに意見を求めると全員一致で賛成の声。

今まで回ったお堂や建物などを手分けしたところ、地蔵堂の中の案内の方が、大事そうに抱え持って、お参りに来る方にマフラーを落としていないか聞かれています。それをご本人は急に涙を流し始め、駆け足で、マフラーを持って頂いている方に近づいて行きます。言葉にならないお礼を何度も失くされた方は言われ、周りもほのぼのとした雰囲気に包まれました。ひととおり落ち着いてから、説明して頂いている方が、これが真心であり、これが仏教の教えです、と言われ、皆さんも大きく頷かれていました。

そして、この心の通い愛が常に続いているのがお浄土なのです。それをこの念佛宗(念仏宗無量寿寺)の佛教之王堂ではお伝えしています。と添えられました。皆さんが今日は来て良かったなぁと表情に出された瞬間でした。自分もまたお参りに来たいなぁと思いました。

お正月と佛教之王堂4